2017年11月3日 記
座間 9人の…猟奇事件は恐らく、大規模な「性的快楽目的での食人事件」である
いずれ犯人のスマホかパソコンから詳細な日記かメモの類いが見付かってそれが分かるだろう。
「東京喰種 トーキョーグールー」や「進撃の巨人」、少し前なら「寄生獣」のような、全く平然と「食人」を題材にしてるマンガが、若い人たちの間でエライ人気作品になってるから、何れ出て来かねないと思ってた事件が、まさにこの東京郊外で起きた。
「9人の…」事件とはそうした世の風潮の延長線上にある猟奇事件であり、結局この最後に分かるのは「犯人のスマホかパソコンから秘密の日記か詳細なメモの類い」が見付かっての、「性的快楽目的での食人事件」ということだろう。
恐らくこれは、本質的に「パリ人肉嗜好事件」と同じ性質の猟奇事件であり、その大規模なモノがこのトーキョー郊外で起きたという事である。
たまたま巻き込まれた1人を除く残りの8人全員が十代から二十歳代の若い女性ばかり…ということは、「性的暴行の後、口封じの為に殺害した」云々ではなく、最初から「快楽殺人目的」であり、「若い女性の身体を解体して食べる」事を目的にした ( 若い女性の人肉を食べなければ気の済まない ) 食人鬼としての行動である。
( そうでなければ短期間に8人もを続けて獲物にしようとする筈がないからである。
性的快楽目的での殺人にはそうではない殺人と違って「怖れを感じずに同じ手口でどんどんエスカレートする」…という特徴があるが、成り行きによる口封じなどの殺人は決してそうではない。
「内臓や肉はゴミとして捨てた」は従って、食べ切れなかった分についての話で、全部を捨てた筈はないのだ。
このタイプの殺人には情状酌量の余地は全く無く、まさしく最凶最悪の悪魔的殺人である。
1度このタガが外れて実行に走った者の暴走は、もう止まらないので、捕まえてさっさと死刑にするしかない。 )
上に挙げたコミック作品の内容には、そうした反社会的な犯罪者心理を助長し、煽る要素が確かにある…とだけ断言しておく。 だからと言ってそうした内容の作品を全部禁止すべきだ等とは言わないが、平気で食人を題材にする殺伐とした異常な内容のコミック作品が若い人の間で人気になる…というのは、その社会が病んでる事の証明のようなものであり、そうした内容の物語を面白がる人々が沢山居る…ということは、( 全員がそうなる筈はないにしても ) こうした事件が普通に起こりうる心理環境が醸成されてる…ということである。
怖い時代であり、社会になって来たものである。
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